脂質の取り過ぎもダメだった
以前の記事で、お気付きの方もいらっしゃるかもしれませんが…
糖質制限でも、カロリー過多でそれ以上痩せなくなることもあります。
このバランスが慣れないと難しい。
いろんなサイトでも書いてあります。
『糖質制限は、カロリー制限をしてはいけない』
これは、原則です。
初期は、特にカロリー制限を無意識にやってしまって、結局痩せない。
なんて失敗もよくやりました(^_^;)
しかし、糖質制限に慣れてきたころ、カロリー(脂質による)も邪魔してきた経験を書きます。
江部先生も、ブログでカロリー気にしなくていいけど、青天井ではないですよ。あんまり取りすぎると太ると書いてあります。
このブログのテーマである、甲状腺機能低下症、さらに三十路、女性。
→代謝の低い代表のような人にとって、これはダイエットの成否を大きく左右します。
糖質制限が、男性では大きく効果があっても女性は効果が低い(成果が出るまで時間がかかる)ことが多い理由も、代謝が低いからだと言われています。
そこで対策です。
糖質制限では、糖質は増やさない。
タンパクは減らさない。
何を減らすか…脂質です!
しかし!
脂質を丸ごと減らすのは絶対NGです。
なぜか。
必須糖質は無いが、必須脂肪酸はあるからです!!
ホルモンや細胞膜は、脂質が無いと絶対維持できません。
体が必須脂肪酸が足りずに維持できないと思うと、油モノについての食欲が暴走します。
そこで、必須脂肪酸は摂り、それ以外をなるべく減らしましょう♪
→n-3系多価不飽和脂肪酸
この2つ。
リノール酸から、あとの2つは合成可能なので、厳密にはリノール酸だけが必要なのですが、近年リノール酸は日本人取り過ぎだと言われているので、むしろ減らしてもいいです。
大事なのはn-3系。
これは意識して摂らないと取れません。
α-リノレン酸は、今流行りのフラックスシードオイル(アマニ油)、えごま油、紫蘇油
(牧草を食べて育った牛の脂とかにも豊富だそうですが、日本では難しいと思います。)
n-3系の油を摂り、他の油脂類を減らせば、なんとかなるんじゃないか?
そう思って、糖質制限と青魚の摂取の日常生活での両立に役立つものを探したのが…鯖の水煮缶を筆頭とする、青魚の缶詰です。
骨が柔らかいのでこどもも食べられます!
鯖の水煮缶で、脂っこい食事の量がかなり抑えられた人…他にいませんか??
しかし、飽和脂肪酸をとっていたころ、糖質制限しても中性脂肪の値が高かった。
魚にしてからは、そんなことは無縁です。血圧も10-20ほど下がったし。
糖質制限で痩せない人、中性脂肪や血圧が気になる人は、魚での糖質制限、強くオススメします!
あと、個人的にオススメなのはココナッツオイル!あるとやっぱり痩せます。
飽和脂肪酸だけど、ココナッツオイルは肉の脂とは、感覚的にですが、全然違います。